ビッグローブ光とソフトバンク光の速度はどっちが速いのでしょうか。
先に結論をいうと、ソフトバンク光のほうが平均的に速い傾向にあります。
ただビッグローブ光も決して遅いわけではありません。
そこでこの記事では、両サービスの速度をはじめ、以下の5項目で比較し解説しています。
速度は大事だけど費用やキャンペーンなども大事だよね。という方は参考になるはずです。
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ビッグローブ光とソフトバンク光の速度を徹底比較
インターネット回線選びで重要視されるポイントの1つが通信速度です。
ビッグローブ光とソフトバンク光は、どちらもNTTのフレッツ光回線を使用する光コラボレーションサービスですが、実際の速度には違いがあります。
比較速度 | ビッグローブ光 | ソフトバンク光 |
---|---|---|
ダウンロード平均 | 460.46Mbps | 501.73Mbps |
アップロード平均 | 372.65Mbps | 449.98Mbps |
Ping平均値 | 17.17ms | 16.02ms |
IPv6対応状況 | マイページで申込が必要だが無料 | 専用機器の有料レンタルが必要 |
※参照元:みんなのネット回線速度
それでは、順番に細かく解説していきますね。
ダウンロード速度の実測値を比較
ビッグローブ光とソフトバンク光のダウンロード速度は、実際の利用環境によって大きく異なります。
みんなのネット回線速度の実測データによると、ビッグローブ光の平均ダウンロード速度は約460Mbps、ソフトバンク光は約500Mbpsとなっています。
ソフトバンク光がやや優位な結果を示していますが、ビッグローブ光も決して遅いわけではない。どちらも十分な速さが出ています。
ただ中にはどちらの回線からも「遅くて困る…」という声も聞かれることがありますが、実際には以下の要因で速度差が生まれたりしています。
- 利用する時間帯(夜間は混雑により速度低下)
- 使用するルーターの性能
- IPv6接続の有無
- 住居タイプ(戸建てかマンション)
重要なのは、どちらも速さに定評のある光回線サービスであり、適切な環境を整えれば十分な速度を得られることです。
アップロード速度の実測値を比較
アップロード速度は動画投稿やファイル送信の快適さを左右する重要な指標。実測データを基に両サービスの性能を詳しく見ていきましょう。
ビッグローブ光のアップロード速度は平均370Mbpsを記録しており、安定した性能を発揮しています。
一方ソフトバンク光では平均450Mbpsと、やや高い数値を示すことが多いでしょう。
「動画をよくアップロードするから速度が心配…」という方もいるかもしれませんが、両サービスとも実用的な速度を提供しています。
具体的な利用シーンで伝送効率を70%とした場合、アップロード比較は以下の通りです。
ビッグローブ光 | ソフトバンク光 | |
---|---|---|
動画投稿(1GB) | 約30秒 | 約25秒 |
写真アップ(100MB) | 両サービスとも3秒程度 | |
ビデオ通話 | 両サービスとも快適に利用可能 |
ただし、時間帯や地域によって速度は変動するため、実際の利用環境での測定が重要になります。
総合的に見ると、ソフトバンク光がわずかに優位ですが、日常利用では両サービスとも十分な性能を備えています。
Ping値の実測値を比較
Ping値は、データの送受信にかかる応答時間を示す重要な指標です。
オンラインゲームやビデオ通話では、この数値が低いほど快適に利用できるでしょう。
ビッグローブ光とソフトバンク光のPing値実測データを比較すると、以下の結果が確認されました。
- ビッグローブ光:平均17ms程度
- ソフトバンク光:平均16ms程度
ソフトバンク光の方がわずかに優秀な数値を示していますが、両サービスとも実用的な範囲内です。
特にオンラインゲームでは30ms以下が理想とされており、どちらも十分な性能を発揮していると言えます。
ただしPing値は利用環境や時間帯によって変動するため、「実際の数値は契約後に確認するまで分からない…」と不安に感じる方もいるかもしれません。
IPv6接続を利用することで、さらに安定したPing値を期待できます。
両サービスともIPv6に対応しているため、設定を適切に行えば快適なインターネット環境を構築可能です。
結論として、Ping値の観点では両サービスに大きな差はなく、どちらも満足できる性能を提供しています。
IPv6対応状況の違い
IPv6対応状況については、無料か有料かの違いがあります。
ビッグローブ光では「IPv6オプション」として提供されていますが、オプションといっても無料で利用が可能。回線開通後、マイページより申込手続きが必要になります。
一方ソフトバンク光では「IPv6高速ハイブリッド」として提供していますが、利用するには「光BBユニット」のレンタルオプションへの申し込みが必要です。
こちらの光BBユニットは月額513円の有料レンタルとなります。
IPv6接続により期待できる効果は以下の通りです。
- 夜間や休日の混雑時間帯でも安定した通信速度を維持
- 従来のIPv4接続と比較して速度向上が期待できる
- オンラインゲームや動画配信での遅延軽減
「設定が複雑そうで不安かもしれない」と感じる方もいるでしょうが、どちらのサービスも専用ルーターを使用することで簡単に利用開始できます。
ただし乗り換えの場合、乗り換え前のプロバイダでIPv6サービスの廃止が完了しないと乗り換え先では使えません。
料金と初期費用の比較
ビッグローブ光とソフトバンク光を検討する際、速度だけでなく料金面での比較も重要な判断材料となります。
月額料金および初期費用の違いを把握することで、長期的な利用コストを正確に計算できるでしょう。
ビッグローブ光とソフトバンク光の月額料金
ビッグローブ光とソフトバンク光の月額料金は、契約プランによって大きく異なります。
ビッグローブ光 | ソフトバンク光 | |
---|---|---|
10ギガ | 6,270円 | 6,380円 |
1ギガ(戸建) | 5,478円 | 5,720円 |
1ギガ(集合) | 4,378円 | 4,180円 |
1ギガ戸建てタイプではビッグローブ光が242円安く、マンションタイプではソフトバンク光が198円安い結果に。
「月額料金の差はそれほど大きくないかもしれない…」と感じる方も多いでしょう。
ただし実際の支払い額は、キャンペーンも考慮する必要があります。
また、Wi-Fiルータのレンタル料金や購入費用は別途必要となるケースが多いため、総合的な月額コストを検討することが重要です。
料金面での選択は住居タイプによって有利な回線が変わるため、自分の利用環境に合わせて判断しましょう。
初期費用と工事費の違い
ビッグローブ光とソフトバンク光の初期費用には、大きな違いがあります。
ビッグローブ光の初期費用は、事務手数料3,300円と工事費28,600円の合計となります。工事費は24回か36回の分割払いが可能で、キャンペーン適用により実質無料になることが多いでしょう。
一方、ソフトバンク光の初期費用は、事務手数料3,300円と工事費31,680円です。工事費は24回または60回の分割払いに対応しており、特典により実質無料となります。
「初期費用を抑えたい…」と考える方にとって、両社とも工事費実質無料キャンペーンを実施している点は安心材料です。
ただし、工事費の分割回数や適用条件が異なるため、契約期間内の解約時には残債の支払いが発生する可能性があります。
特にソフトバンク光は工事費が高額なため、短期解約時のリスクを考慮する必要があるでしょう。
初期費用の負担を最小限に抑えるなら、キャンペーン適用条件を事前に確認することが重要です。
提供エリアとスマホセット割の違い
ビッグローブ光とソフトバンク光を選ぶ際、提供エリアとスマホセット割の違いを理解することで、あなたに最適な光回線を見つけることができます。
全国対応の提供エリアを比較
ビッグローブ光とソフトバンク光は、どちらも全国対応の光回線サービスです。
ビッグローブ光は、NTTフレッツ光の回線を利用した光コラボレーションサービスのため、フレッツ光の提供エリアと同じ範囲でサービスを利用できます。
具体的には、全国47都道府県の約95%のエリアをカバーしており、都市部から地方まで幅広く対応しているのが特徴でしょう。
一方、ソフトバンク光も同様にNTTフレッツ光の回線を使用した光コラボサービスです。
提供エリアはビッグローブ光とほぼ同じで、全国47都道府県の約95%のエリアで利用可能となっています。
「どちらのサービスも自分の住んでいる地域で使えるのかな…」と心配される方もいるかもしれませんが、両社とも提供エリアに大きな違いはありません。
ただし、一部の山間部や離島などでは、どちらのサービスも利用できない場合があります。
契約前には必ず各社の公式サイトでエリア確認を行い、自宅が対象エリア内かどうかを確認することが重要です。
スマホセット割での料金割引
ビッグローブ光とソフトバンク光は、それぞれ異なるスマホセット割を提供しており、利用中のスマホキャリアによって大幅な料金差が生まれます。
ビッグローブ光では「auスマートバリュー」と「UQモバイル自宅セット割」が適用可能です。
auスマートバリューもUQモバイル自宅セット割も月額最大1,100円の割引を受けられます。
一方、ソフトバンク光では「おうち割光セット」が利用でき、ソフトバンクとワイモバイルユーザーが対象となります。
割引額はソフトバンクが月額最大1,100円、ワイモバイルが月額最大1,650円と、ワイモバイルユーザーにとって特に魅力的な内容です。
「どちらのスマホセット割がお得なのか分からない…」と悩む方も多いでしょう。
重要なのは、家族全員のスマホキャリアを確認することです。
セット割は家族回線数に応じて割引額が増加するため、家族4人がソフトバンクユーザーなら月額4,400円もの節約が可能になります。
スマホセット割の選択は、光回線の実質料金を大きく左右する重要な要素といえるでしょう。
キャンペーンと申込窓口の比較
ビッグローブ光とソフトバンク光を選ぶ際、キャンペーン内容と申込窓口の違いを理解することで、実質的な料金負担を大幅に削減できます。
両社ともに魅力的なキャンペーンを展開していますが、適用条件や特典内容に大きな違いがあるためです。
ソフトバンク光のキャンペーン内容
ソフトバンク光公式では、月額割引や乗り換え時の補助キャンペーンを実施しています。
また代理店によるキャッシュバックキャンペーンも実施されており、公式サイトよりも代理店経由の方がお得になるケースが多いでしょう。
主なキャンペーン内容は以下の通りです。
- 他社からの乗り換えで違約金を最大10万円まで負担
- 工事費実質無料キャンペーン
- 開通前Wi-Fiレンタル無料サービス
- 代理店によるキャッシュバック
とくに違約金負担キャンペーンは他社からの乗り換えを検討している方にとって大きなメリットとなるでしょう。
「受け取り手続きが面倒かもしれない…」と心配な方もいるかもしれませんが、多くの代理店では申し込み時に振込先を伝えるだけで手続きが完了します。
ただし代理店によっては、複数のオプション加入が条件となる場合があるため、キャンペーン適用条件を事前に確認することが重要です。
ビッグローブ光のキャンペーン内容
ビッグローブ光では現在、高額なキャッシュバックキャンペーンを実施中です。
このキャンペーンは全員対象のものと、新規申込者を対象としたものがあるので事前に確認することが重要です。
さらに工事費実質無料特典も併用可能で、初期費用を大幅に削減できます。
「キャッシュバックの手続きが面倒かもしれない…」と心配な方もいるかもしれませんが、ビッグローブ光では案内メールが届くので、それに従って手続きすればOKです。
その他の特典として以下が用意されています。
- セキュリティソフト最大2ヶ月無料
- 訪問サポート初回無料
- Wi-Fiルータ購入でキャッシュバック増額
- 月額最大6ヶ月間500円で利用可能
- 乗り換え時の他社違約金の負担
また代理店でもキャッシュバック特典を実施していますが金額が異なるため、公式サイトや代理店の条件をしっかり比較することが重要です。
お得な申込窓口の選び方
ビッグローブ光とソフトバンク光の申込窓口選びでは、キャッシュバック額だけでなく受取条件も重要なポイントになります。
ソフトバンク光の場合、代理店エヌズカンパニーがお得です。10ギガなら新規、1ギガなら転用または事業者変更による申込で40,000円のキャッシュバックが最短1ヶ月で受け取れます。
「手続きが複雑で受け取れないかも…」と心配な方も安心です。エヌズカンパニーでは申込確認の電話で口座情報を伝えるだけです。
一方、ビッグローブ光では公式サイトからの申込がおすすめです。
なぜならキャッシュバックが高額だからです。代理店経由だと条件が厳しくなるケースが多いため、公式窓口の方が確実でしょう。
申込窓口を選ぶ際は以下の点を必ずチェックしてください。
- キャッシュバック金額と受取時期
- オプション加入の有無
- 手続きの簡単さ
- 運営会社の信頼性
「お得そうに見えても実は条件が厳しかった…」という失敗を避けるため、契約前に条件を詳しく確認することが大切です。
解約金と乗り換え時の注意点
ビッグローブ光とソフトバンク光の解約には、それぞれ異なる解約金が発生するため、乗り換えを検討する際は事前に費用を把握しておくことが重要です。
解約金の発生タイミングや金額は、契約プランや利用期間によって大きく異なります。
解約金の比較と注意点
ビッグローブ光とソフトバンク光の解約金は、契約期間と解約タイミングによって大きく異なります。
ビッグローブ光の解約金は、10ギガ2年プランで4,620円、1ギガ3年プラン戸建てで4,100円、マンションで3,000円となっています。
一方ソフトバンク光は、10ギガ2年自動更新プランで6,380円、1ギガ2年自動更新プランの戸建てが5,720円、マンションが4,180円になります。
「解約金が高くて乗り換えを躊躇してしまう…」という方も多いでしょう。
しかし、両社とも契約満了月とその翌月・翌々月の3ヶ月間は解約金が無料になる更新期間が設定されています。
よって、とくに注意すべきポイントは以下の通りです。
- 工事費の残債が残っている場合は別途請求される
- オプションサービスにも個別の解約金が設定されている場合がある
- 乗り換え先のキャッシュバックで解約金を相殺できるケースが多い
解約を検討する際は、まず契約書類で更新月を確認し、工事費の残債状況も併せてチェックしましょう。
計画的な解約タイミングを選ぶことで、余計な費用を大幅に削減できます。
乗り換え時の重要ポイント
ビッグローブ光とソフトバンク光の乗り換えでは、事前準備が成功の鍵となります。
まず契約期間の確認がポイント。両社とも定期利用で自動更新契約となっており、更新月以外の解約では違約金が発生します。
違約金は解約金の比較と注意点で説明した通りです。
「解約金を払いたくない…」と考える方は、更新月のタイミングを狙うか、乗り換え先のキャッシュバックキャンペーンを活用しましょう。
次に工事費の残債確認も欠かせません。
分割払い中の場合は、乗り換え時に一括請求される可能性があります。
レンタル機器の返却準備も忘れずに行ってください。指定された期日までに返却しないと機器損害金が請求されます。
最後に新しい回線の開通日程を調整し、インターネットが使えない期間を最小限に抑えることが大切です。
これらのポイントを押さえれば、スムーズな乗り換えが実現できるでしょう。
ビッグローブ光とソフトバンク光に関するよくある質問
ビッグローブ光とソフトバンク光に関して、よくある質問をご紹介します。
ビッグローブ光からソフトバンク光への乗り換え方法は?
ビッグローブ光からソフトバンク光への乗り換えは、事業者変更という手続きで簡単に行えます。
乗り換え手順は以下の通りです。
- ビッグローブ光から事業者変更承諾番号を取得する
- ソフトバンク光に事業者変更で申し込む
- 切り替え工事日の調整を行う
- 自動的に回線が切り替わる
事業者変更承諾番号の取得は、ビッグローブ光のカスタマーサポートに電話で依頼しましょう。
番号の有効期限は15日間なので、取得後は速やかにソフトバンク光への申し込みを完了させる必要があります。
「工事が面倒かもしれない…」と心配する方もいるでしょうが、事業者変更なら大掛かりな工事は不要です。
既存の光回線をそのまま利用するため、工事費も発生しません。
提供エリア外の場合の対処法は?
ビッグローブ光やソフトバンク光の提供エリア外だった場合、別の光回線サービスを検討する必要があります。
まず確認すべきは、NTTフレッツ光の提供エリアかどうかです。
両サービスともフレッツ光の回線を利用した光コラボレーションサービスのため、フレッツ光が利用できない地域では基本的に契約できません。
提供エリア外の場合の対処法は以下の通りです。
独自回線系の光回線を検討する
auひかりやNURO光、電力会社系光回線(eo光、コミュファ光など)は独自の回線網を持っているため、フレッツ光エリア外でも利用できる可能性があります。
ケーブルテレビのインターネットサービスを利用する
地域のケーブルテレビ会社が提供するインターネットサービスなら、光回線が使えない地域でも高速通信が可能です。
モバイル回線を活用する
ホームルーターやポケットWiFiなど、携帯電話の電波を利用したサービスも選択肢の一つです。
「光回線が使えないかもしれない…」と心配な方は、まず各社の提供エリア検索で詳細を確認しましょう。
地域によって最適な選択肢が異なるため、複数のサービスを比較検討することが重要です。